皆様は過労と聞いてどう考えますか?
「何でそんなに働いてるの?」とか、「そんなになる前に辞めればいいのに」、もしくは「自分だってその位働いてるよ」かも知れませんね。
働く時間の国が定めた定義としては
- 月に残業45時間未満を年間6回以内
- 繁忙期に限り残業45時間以上○○時間以内(会社により時間は変わる。知っている企業では60時間~120時間とバラつきがあった)を6回以内。
自身では残業をなるべくさせない会社、法を犯してでも残業をさせて納期を守らせようとする会社、法のギリギリまでは残業させる会社と色々経験しました。
体を酷使して過労となるまで働くとどうなるか。
まず疲れと寝不足によって頭の回転が遅くなって物忘れが酷くなり、物事の判断が出来なくなります。そしてその状態でルーチンが出来てしまうと頭の回転が遅くなってるせいもあり、受け入れてしまう。当たり前になってしまう。そして妙な連帯感が生まれ、その輪から外れることを恐れてしまう。
その状態が何年も続くことにより段々と身体を蝕んでいき、疲れて休みの日にも何もできない。人と会えなくなる。呂律が回らなくなり手足が痺れてくる。疲れてるのに常に体がONの状態の為寝れない。精神的にも追い込まれ些細な事に恐怖して辞めるという考えに至らない。
この状態までならまだ辞めてもまだ休めば体調が良くなる可能性が高いと思います。身体か精神が一線を超えて病んでしまうと取り返しがつきません。
今回は過労について書きましたが、「働いている時間=大変さ」ではありません。短時間でも身体や精神を酷使する仕事もあります。仕事が自分に合っていなければ更に辛いです。仕事は大変ですが自信を使いつぶすものであってはいけません。周りと比較せずに辛いものは辛いと考え、心身ともに健康で続けられる環境かもう一度考えてみてください。
過労について